オラクルのエンジニアド・システムは、最高のハードウェアおよびソフトウェア・コンポーネントと、運用を簡素化し総所有コスト(TCO)を削減する革新的な技術とを組み合わせています。Oracle Engineered Systems for SAPを使用することで、SAPアプリケーションに最適なパフォーマンスを実現できます。オラクルは、データベース・テクノロジー、管理ソフトウェア、オペレーティング・システム、サーバー、ストレージなど、世界で最も完全でオープンかつ統合されたテクノロジー・スタックを備えています。
Oracle Exadata Database Machineは、データ・ウェアハウス、オンライン・トランザクション処理(OLTP)および混合ロード・データベース・アプリケーションに卓越したパフォーマンスを提供するように設計されており、SAPのパフォーマンスと管理性を向上させます。
Exadata Database Machineは、Oracle Databaseの実行に必要なすべてのハードウェアを含む、導入しやすいシステムです。さらに、Oracle Real Application Clusters(RAC)、Oracle Grid Infrastructure、ストレージ管理ツール、および管理ソフトウェアを追加し、システム全体を最適化することで、卓越したパフォーマンス、ミッションクリティカルな可用性、および信頼性を実現します。
Oracle Exadata Database Machineは、さまざまな面でSAP環境に最適です。
最新のOracle Database Appliance (ODA) X10システムは、X10-HA、X10-LおよびX10-2Sの3つのモデルで構成されます。X10モデルでは、ODA 19.22ソフトウェアを実行する必要があります。モデルファミリーX8-2はSAPデータベースの実行に対応していますが、以下の制約があります:
詳細、特に更新されたパッチ・プロセスおよびインストール・スクリプトについては、SAPnote 3457845 - Oracle Database Appliance (ODA)– X10 systems for SAP - 19.6インストールを参照してください
ITインフラストラクチャの各レイヤは、それ自体が最先端のテクノロジーを提供しますが、オラクルはさらに一歩進んで、生産性とパフォーマンスを向上させながら、ITインフラストラクチャのコストと複雑さを軽減するために、事前に統合されたエンジニアリング・システムを設計しました。各システムは、Oracleのアプリケーションとディスク間のテクノロジー・スタック(サーバーとストレージ、オペレーティング・システム、データベース・ソフトウェア、ミドルウェア、ネットワーキングおよび組込みの仮想化機能)を統合し、SAPインフラストラクチャの購入、プロビジョニング、デプロイおよびメンテナンスに関連する時間とコストを削減します。
導入後、Oracleのエンジニアド・システムにSAPランドスケープを統合することで、データ・センター管理の複雑さを軽減します。管理者は、SAPのBR*ToolsとOracle Enterprise Manager Ops Centerを使用して、SAPのランドスケープとSAPインフラストラクチャを管理できます。組込みの自動化機能により、管理タスクが簡素化され、日々の管理負荷が軽減されます。
最も要求の厳しいソリューションをクラウドで実行するために、オラクルはOracle Cloud Infrastructure上でExadata as a Serviceを使用することを認定し、SAPもこれをサポートしています。 そのため、お客様はハイパフォーマンス・データベースを自社のデータセンターで実行するか、Oracle Cloudで実行するかを選択できます。