Oracle Autonomous JSON Databaseを無料で使い始めましょう

Oracle Autonomous JSON Databaseは、JSON中心のアプリケーションの開発を簡素化するドキュメント・データベース・クラウド・サービスです。Always Freeサービスを使用して、無料のOracle Autonomous Databaseインスタンスを無期限に構築、テスト、導入することができます。さらに、300ドルのクレジットと、幅広いOracle Cloudサービスを30日間無料でお試しいただけます。

ステップ1

Oracle Cloudアカウントの作成とログイン

Webブラウザまたはモバイルデバイスを介してアカウントを作成します。これには数分しかかかりません。

  • 無料のOracle Cloudアカウントにサインアップします。
  • ウェルカムメールでアクセスの詳細を確認します。
  • 無料のOracle Cloudアカウントにログインします。
ステップ1

ステップ2

Oracle Autonomous JSON Databaseの作成

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)コンソールにアクセスすると、データベースを簡単に作成できます。また、開発者は、REST API、OCIコマンドライン・インターフェイス(CLI)、またはSDKを介してデータベースを導入することを選択できます。 

  • SQL Developer WebとSimple Oracle Document Access(SODA)コレクションAPIを使用します。
  • Autonomous JSON Database用のRESTインターフェイスを開発します。
  • Autonomous JSON DatabaseでREST用SODA APIを使用します。
ステップ2

ステップ3

アプリケーションの開発

開発者は自分が選んだツールと言語を使用して、APIを介してJSON中心のアプリケーションを開発します。

  • オプション1: Oracle Database API for MongoDBを使用し、MongoDBのツール、ドライバ、フレームワークでアプリケーションを開発します。
  • オプション2: SODA APIを使用し、Java、Node.js、Pythonなどの一般的なプログラミング言語でアプリケーションを開発します。

アプリケーション開発オプション1

MongoDBのツールとフレームワークを使用して、Oracle Database API for MongoDBを介して開発を行います。

Oracle Database API for MongoDBを使用すると、Autonomous JSON DatabaseでMongo-speakを認識できます。APIを介し、MongoDB開発者が使い慣れているインポート/エクスポート・ツールを使用して、MongoDB AtlasまたはオンプレミスのMongoDBにあるJSONデータをAutonomous JSON Databaseに簡単に移行できます。現在のMongoDBアプリケーションは、接続文字列の単純な変更を行うだけで引き続き実行され、多くの場合、それ以上のコーディングの変更やリライトは必要ありません。開発者は、MongoDBのドライバ、ツール、フレームワークを使用して、Autonomous JSON Database上で新しいアプリケーションを作成できます。

Oracle Database API for MongoDBの概念

  • APIによってMongoDBのワイヤ・プロトコルがSQL文に変換され、それらのSQL文がAutonomous JSON Databaseによって実行されます。つまり、使い慣れているドライバ、フレームワーク、ツールを引き続き使用して、JSONドキュメントストア・アプリケーションを開発できます。
  • APIを介して、Autonomous JSON Databaseのコンバージド・データベース機能を活用し、JSONデータを含む複数のデータ型を単一のデータベース内で管理できます。たとえば、これらのコンバージド・データベース機能を使用して、SQLによるJSONデータの問合せや更新が行えます。
  • APIのインストールや設定は必要ありません。OCI内のデータベース・アクションからAutonomous Databaseインスタンスの接続文字列を取得するだけです。

MongoDBアプリケーションの新規開発

MongoDB Compass、Oracle Database Actions、Go、Javaなど、お気に入りの開発ツール、ドライバ、フレームワークを使用して、新しいMongoDBアプリケーションを開発します。


MongoDBワークロードのAutonomous JSON Databaseへの移行

  • mongoexportやmongoimport、CompassなどのMongoDBコマンドライン・ツールを使用して、Autonomous JSON Databaseにデータをインポートします。または、Oracle GoldenGateを使用して、ダウンタイムなしのオンライン移行を行います。
  • MongoDBからオラクルへのアプリケーションの移行は、接続文字列をAutonomous Databaseを指すように変更するだけで簡単に行えます。アプリケーションでの再コーディングは、ほとんどまたはまったく必要としません。

アプリケーション開発オプション2

SODA APIを介した一般的なプログラミング言語での開発

SODAは、開発者がOracle DatabaseでJSONドキュメントをネイティブに作成および格納できるようにする、NoSQL形式のAPIのセットです。開発者は、Structured Query Language(SQL)を習得しなくても作成、読取り、更新、削除(CRUD)の操作を実行できます。SODA APIは、一般的なプログラミング言語とRepresentational State Transfer(REST)アーキテクチャをサポートしています。

SODAの概念

  • SODAドキュメント・コレクションは通常のデータベース表およびビューに連動しており、データベース機能を活用してSODAドキュメントのコンテンツを扱うことができます。SODAのCRUDおよび問合せの操作は、基礎となるデータベース表またはビューに対するSQL操作に自動的にマップされ、それらの操作は最適化されます。
  • SODAには、異なる言語およびRESTアーキテクチャ・スタイルで使用する個別の実装があります。SODA for RESTそのものには、ほぼすべてのプログラミング言語からアクセスできます。これは、SODAの操作をURLパターンにマップするものです。

Javaアプリケーション

  • JDKのインストール
  • Autonomous JSON Databaseへの接続
  • JDBCドライバの設定
  • SODA for Javaのインストールと設定

Node.jsアプリケーション

  • Node.jsのインストール
  • node-oracledbのインストール
  • Autonomous JSON Databaseへの接続
  • SODA for Nodeのインストールと設定

Pythonアプリケーション

  • Pythonのインストール
  • cx_oracleのインストール
  • Autonomous JSON Databaseへの接続
  • SODA for Pythonのインストールと設定

REST

  • Autonomous Databaseのサービス・コンソールを介してアクセス
  • 「開発」タブをクリック
  • RESTful ServicesおよびSODAカードのURLを使用して利用を開始

SQLcl

  • Oracle SQL Developer Command Line(SQLcl)がSODA用のコマンドライン・インターフェイスを提供
  • Oracle SQL Developer Command Line(SQLcl)を使用してSODAコレクションを直接操作
  • SQLを使用してJSONドキュメントに対するCRUD操作を実行

PL/SQL

  • SODA for PL/SQL APIがSQLの完全なサポートを提供
  • SQLを使用してJSONドキュメントに対するCRUD操作を実行
  • SQLを使用してJSONドキュメントを問合せ

2024年1月22日

Autonomous JSON DatabaseがECPUとギガバイト単位のストレージを採用、開発者向けにエントリ・レベル価格を値下げ

オラクル、プロダクト・マネジメント担当シニア・ディレクター、Hermann Baer

2023年初頭に、オラクルはECPUを導入しました。これは、コンピュートおよびストレージ・サーバーのプールから柔軟に割り当てられる1時間当たりのコア数をベースとするものです。ECPUの導入により、Autonomous JSON Databaseのエントリ・レベル価格が値下げとなります。これは、わずか2 ECPUと20 GBのストレージでプロビジョニングできるようになったためです。

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