グローバル防衛同盟向けのソリューション

オラクルの分散クラウドは、多国籍本部から戦術的エッジまで、安全なクラウドサービスを提供し、アクセス拒否、通信の中断、接続の断続性、帯域幅の制限がある環境下でも、継続的かつ多領域にわたるミッションクリティカルな任務遂行を可能にします。Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は防衛および政府セクターから厚い信頼を得ており、新興企業が米国およびその同盟国に最先端の防衛技術へのアクセスを提供できるよう支援します。

新たに設立されたOracle Defense Ecosystemに参加して、クラウドイノベーションの取り組みを加速しましょう。

Oracle Defense Ecosystem

Oracle Defense Ecosystemは、防衛技術のイノベーションを推進するためのグローバルな取り組みです。スタートアップや新興企業に対して、大手企業や既存の組織に限られがちなクラウドおよびビジネス機能を提供することで、Oracle Defense Ecosystemは新興防衛技術の革新的な可能性を引き出し、米国および同盟国の国家安全保障の向上に貢献します。

    • オラクルの分散クラウドを利用できます。このクラウドは25か国以上で利用可能で、FedRAMP High、DISA IL5、Secret/Top Secret、ソブリンクラウド、およびグローバルな商用環境に対応しています。

    • VIP特典

      優先的なグローバルクラウド料金、クラウドクレジット、技術ガイダンスなどの特典を受けられます。

    • グローバルOCIマーケットプレイス

      ボタンひとつで、自社ソリューションを世界中のOCIのお客様に提供できます。

    • サイバーセキュリティ成熟度モデル認証(CMMC)

      OCI Core Landing Zone、コントロールチェックリスト、Oracle Cloud専門家によるガイダンスにより、CMMCの取得を加速できます。

    • DoD Secure Cloud Computing Architecture (SCCA) ランディングゾーン

      Terraformベースのテンプレートを使用して、ミッションオーナーのSCCA課題を解決します。Oracle Cloud専門家のガイダンスにより、OCIコアサービスの展開を迅速化し、設定のずれを抑制できます。

    • オラクルの営業チームと連携することで、175か国以上、43万社を超えるお客様にサービスを提供しているグローバルなネットワークを活用し、ビジネスの成長を加速できます。

    • グローバル市場展開の加速

      オラクルと協力して、グローバル市場向けのメッセージングや顧客向けソリューションの価値提案を策定できます。

    • 防衛担当最高技術責任者(CTO)への月次アクセス

      オラクル専任のエグゼクティブ・アドバイザーが、防衛、技術、調達に関する専門知識を提供し、メンバーの成長の加速を支援します。

    • オラクルの製品や施設を活用して、コスト削減や収益向上を実現できます。

    • 革新的なNetSuiteテクノロジーへのアクセス

      世界的に有名なクラウドERPソリューションであるOracle NetSuiteを、Oracle Defense Ecosystem専用の特別割引料金でご利用いただけます。

    • オラクル施設のグローバル利用

      防衛分野のお客様は、オラクルのオフィススペースを活用して運営コストを削減できます。

    • リソース
    • オラクルと提携する企業の防衛分野向けテクノロジーにアクセスできます。

    • テクノロジー企業による限定特典

      OCI上でPalantirのソフトウェアライセンスや技術サポートを割引価格で利用できます。

    • リソース
    • 今後もOracle Defense Ecosystemに新たな企業が参加

      Oracle Defense Ecosystemへの参加をご希望の場合、自社をご推薦いただけます。

防衛同盟でOracle Cloud Infrastructureが選ばれる理由

希望する場所で完全なクラウドを提供

隔離リージョンソブリン・リージョンにおいても、オフラインやハイパースケールを含む最高レベルのセキュリティ分類に対応した150以上の同一クラウドサービスを、追加コストなしでフルに利用できます。

コアからエッジまでの統合プラットフォーム

接続の有無にかかわらず、コアからエッジまでの統合プラットフォーム上でAIを活用したリアルタイムの意思決定を行うことができ、NATOのような複数のパートナーによる共同ミッションを可能にします。

データ主権の確保

戦略的資産であるデータを、地理的領域外に流出させることなく、ミッションの継続性とデータ回復性を維持します。

ミッションの遂行に役立つオラクルの分散クラウド

コアからエッジまでの統合プラットフォーム

戦略的多国籍本部から戦術的エッジまでをカバーする分散クラウドを通じて、AIとクラウドサービスを活用し、同盟全体でのリアルタイムな意思決定と軍事活動を支援します。

Oracle Cloud Isolated Region

150以上のすべてのクラウドサービスを、安全で物理的に分離された、エアギャップされたリージョンで利用し、ミッションクリティカルなワークロードを実行できます。OCIは、他社と異なり、追加コストなしで最高機密(Top Secret)レベルまでの分類に対応します。

フル機能を備えたエアギャップ・リージョン

お客様が承認したデータセンターのロケーション内に構築された、物理的に分離された安全なエアギャップ環境のオラクルリージョンが、脅威の範囲を削減します。

ミッション継続性を確保する2リージョンモデル

OCIの2リージョン導入モデルは、地理的に離れた2つのリージョンを使用して災害復旧に対応し、ミッションクリティカルなワークロードに対する最高レベルの保護を提供します。

ゼロトラスト・セキュリティモデル

Isolated Regionは、政府ネットワークと直接接続されたエアギャップ環境を提供することで、OCIのセキュリティ最優先の理念をさらに強化します。

専任の運用チーム

オラクルは、お客様の市民権およびセキュリティ・クリアランスの要件を満たすために、現地の運用チームを雇用しています。

Oracle Compute Cloud@Customer

フルマネージドかつラックスケールの分散クラウド・プラットフォームにより、お客様はOCIをどこででも実行できます。オラクルの他の分散クラウドと同じOCIサービス、API、自動化機能をそのまま活用できます。


Roving Edge Infrastructure

堅牢化されたデバイスにより、戦術的エッジにおいてクラウド・コンピューティングとストレージ機能を提供し、アクセス拒否、通信の中断、接続の断続性、帯域幅の制限がある環境下でも、リアルタイムの意思決定を可能にします。


Roving Edgeステーション

  • 完全統合型冷却システムを搭載した、42台の Roving Edge Ultra ラックを2ユニット格納
  • 航空機、船舶、またはトラックで輸送可能なサイズ

Roving Edgeデバイス

  • 3つのNVIDIA L4 GPUとIntel Xeon Platinum 8480(56コア、512 GBメモリ)を搭載
  • 戦術的エッジでの AI/機械学習ワークロード向けに設計

Roving Edge Ultra

  • 8 OCPUコンピュート、64GB RAM、7.7TB ストレージを搭載
  • 超軽量、超ポータブル、バッテリー駆動可能

オラクルの防衛パートナーによる多領域作戦向けソリューション

世界中の政府機関と防衛ミッションを支援

米国インテリジェンス・コミュニティ

FedRAMP High、Secret、Top Secret対応のクラウド機能により、インテリジェンス・コミュニティに求められるあらゆるセキュリティレベルに対応

米国国防総省

DISA(Defense Information Systems Agency)のIL5およびIL6認定を受けたクラウド機能により、Joint Warfighting Cloud Capability(JWCC)を支援

米国政府機関

米国連邦政府、州政府、地方自治体向けに、FedRAMP HighおよびDISA Impact Level 4(IL4)認定を取得したクラウドを提供

英国政府および国防

主権的な運用を可能にする専用デュアルリージョン・クラウドで、OFFICIAL SENSITIVEワークロードに対応

オーストラリア政府および国防

オーストラリア公共部門向けに、PROTECTEDレベルでIRAP(Information Security Registered Assessors Program)認定を受けた、物理的に分離されたクラウドを提供

国際的な防衛・インテリジェンス機関

インターネットから切り離された、安全で分離されたクラウドリージョンにより、SecretおよびTop Secretに分類されるデータの取り扱いを支援

欧州連合(EU)の政府機関

EUのソブリン・クラウド・リージョンにより、民間企業および公共機関がEUのデータ・プライバシおよびデータ・レジデンシー要件に準拠できるよう支援

国際政府省庁

24か国に展開された48のパブリック・クラウド・リージョンを通じて、民間企業および公共機関に商用クラウドサービスを提供

政府関連請負業者およびサービスプロバイダー

OCI Government Cloudでワークロードを運用している企業や政府関連請負業者の、セキュリティ・コンプライアンス要件に対応。またはOracle Alloyを通じて政府向けにOCIサービスを拡張可能

ここから始めよう


連邦契約媒体

連邦政府の民間機関、防衛機関、およびインテリジェンスコミュニティは、確立された契約媒体を通じてOracle Cloudサービスを購入できます。


カスタマーサポート

US Government Cloudのお客様は、電話またはMy Oracle Supportチケットをオープンすることで、Oracle Supportを利用できます。


イベント

最新の発表、お客様との対話、製品固有のインサイト、テクニカル・セッションなどが盛り込まれたライブ・イベントやバーチャル・イベントをご確認ください。