
大手グローバル・プロフェッショナル・サービス企業では、Oracle Cloud EPMを使用して、予測をより効率的に作成し、セルフサービス・レポートを40%増加させています。
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“With Oracle Cloud EPM we gained the ability to put multiyear planning and forecasting in place. The tool will drive the metrics that we'll use to measure our business. We think and plan both short- and long-term, and Oracle Cloud EPM helps us optimize that.”
KPMG は、監査、税務、アドバイザリー・サービスに加え、ビジネスソリューションを多くの世界的な企業に提供しています。しかし、サービスの種類が多いため、多くのプランニングや報告を行う必要があり、それらをいかに効率的に実行するかが課題となっていました。KPMGは、要員需要の計画に役立てるため、主要な財務業績指標に関するインサイトを強化したいと考えていました。
同社はOracle Hyperionを使用しており、スプレッドシート・ベースのプランニングとモデリング・システムを使用していましたが、もはやそのニーズを満たすことは難しくなっていました。このプロセスは複雑で、監査、税務、アドバイザリー部門全体で約200の手動テンプレートを使用していました。さらにこれらのスプレッドシートで生成されたデータのレビューや統合を多数行う必要がありました。それに加え、アナリストはニーズに合わせて標準テンプレートをカスタマイズする必要があり、これがさらなる複雑さを生み、統合作業の負荷をかなり高めていました。
さらに、計画から予測、過去の予測から現在の予測への変更をモニタリングするプロセスは、すべて手作業で行われ、かなりの管理労力を要していました。これらの障害を分析した後、KPMGは、課題を解消し、業務効率を向上させるために、新しいプランニング・ソリューションを探すことにしました。
“There are many benefits of implementing a modern EPM system such as Oracle. The main ones are the planning and forecasting power and the flexibility of the tool.”—Scott Fritz, Managing Director, KPMG
KPMGがOracle Cloud Enterprise Performance Management (EPM)を選択したのは、その直感的なインターフェイスと、ソリューションの高度な予測・レポート機能が理由でした。
また、オラクルとKPMGは長年にわたって関係を築いています。「当社はおそらく25年間ほど、Hyperionを使い続けており、オラクルと当社の間には深い信頼関係があります」とKPMGのマネージング・ディレクターであるScott Fritz氏は言います。
Oracle Cloud EPMの高度なプランニング機能により、ユーザーからスプレッドシートを一か所に集めて集計する必要がなくなりました。その結果、KPMGでは、定量的可能なメリットとして、予測作成に必要な日数の33%削減、経営陣へのプレゼンテーション資料作成時間の35%削減、セルフサービスによる報告の40%増加などを実現することができました。
同社は現在もスプレッドシートを使用しているものの、その使用をオフライン・モデリングにのみにとどめ、監査、税務、アドバイザリー部門全体で標準化されています。これにより、個々のスプレッドシートの数が大幅に減少し、部門を超えたより標準的なプロセスが可能になり、各チームの予測への取り組み方も見直されました。「予測サイクルは平均3営業日短縮され、アナリスト1人あたり年間288時間相当の節約となりました。これは、シナリオベースのモデリングを追加して、予測の頻度を月次プロセスに増やしたにもかかわらず、達成できた数字です」とFritz氏は述べています。
KPMGは、Oracle Cloud EPMにより、従業員数などのビジネスドライバーとなる要素を取り入れながら、複数年にわたる予測や、複数の財務シナリオを作成できるようになりました。KPMGは、Oracle Cloud EPMの従業員数オプションを使用して、従業員を効果的に追跡できるようになりました。同社は、マニュアルによる人員計画からシステムベースのアプローチへと移行し、入退社数や、契約社員数と正社員数、および全従業員の報酬レベルについて正確な概要を把握できるようになりました。
また、このツールの柔軟性により、KPMGはパンデミック開始時の従業員シナリオ・モデリングにも迅速に対応することができました。Oracle Cloud EPMソリューションの柔軟性により、ワークロードとリソース需要の急速な変化にも対応することができました。
サーバー、データベース、アプリケーションを手動で最新に保つといった技術的な課題は、もはや過去のものとなりました。「これこそが、オラクルのような革新的な企業とコラボレーションすることの大きなメリットと言えるでしょう。Oracle Cloudでは、すべてが管理されているので、私たちはコア業務、つまりプランニングと予測に集中できるのです」とFritz氏は言います。
KPMGは、Chona Salamero氏が率いる社内のOracle EPMチームとも連携し、メリットを得ています。「Chona氏と彼女のチームはオラクル・テクノロジーに精通してします。彼らの方法論によって、ロードマップとその可能性を理解することができたので、当初からチームからの賛同を得ることができました」とFritz氏は語る。
KPMGのコーポレート・ファイナンス・チームは、社内のOracle EPM導入チームと協力してプロジェクトに取り組み、予算編成とプランニング策定プロセスの効率化と自動化、高度なシナリオ・モデリングの作成、主要な財務パフォーマンス指標の報告の自動化などを実現しました。