
同社は、Oracle Fusion Cloudアプリケーションを活用してスポーツグッズ、コレクターズアイテム、ゲーミング事業を統合し、成長の加速を図っています。
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“Oracle Fusion Applications support the entire ecosystem of Fanatics, from manufacturing, warehousing, distribution, ERP, inventory, consolidation, and planning and budget forecasting, as well as the ability to integrate demand and supply planning over time.”
Video: Fanatics Accelerates Expansion with Oracle Fusion Cloud Applications (2:33)
1億人を超える顧客と年間105億ドルの収益を誇るFanaticsは、コマース、コレクターズアイテム、スポーツくじ、ゲーミングにまたがる世界有数のデジタル・スポーツ・プラットフォーム企業です。近年、スポーツ関連商品の中核ビジネスを超えた事業拡大と企業買収を通じて急成長を遂げた結果、15以上のERPシステムと数多くの手作業による業務プロセスを抱えるようになっていました。Fanaticsは、事業部門間でのデータ統合を強化し、業務効率を向上させ、意思決定に必要なインサイトを得るために、Oracle Fusion Cloud ERP、EPM、SCM、HCMへの移行を選択しました。たとえば、Oracle Fusion Accounting Hubは、FanaticsがNFLシーズンに間に合うよう新たなスポーツくじおよびゲーミング事業を立ち上げるために必要なスケーラビリティと自動化を実現しました。これは、同社にとって極めて重要な取り組みでした。
“Having an integrated platform from supply chain operations all the way through to financial consolidation gives us better insights and ways we can do better by our customers.”—John Cole, Vice President of Business Applications, Fanatics Holdings
2002年にECビジネスとしてスタートしたFanaticsは、その後、多くの企業買収と新規事業への参入を通じて急成長を遂げました。現在では、ライセンス商品の販売、記念品やコレクターズアイテムの取り扱い、そしてスポーツくじという3つの主要事業を展開しています。しかし、それぞれの事業部門で異なるシステムを使っていたため、業務プロセスは煩雑化し、決算処理に多くの手作業を要し、正確かつ迅速に完了させるのが困難になっていました。各部門のレガシーシステムから手動でデータを収集して集計する必要があり、決算処理に数週間を要することも珍しくありませんでした。このような課題を解決し、より連携しやすく自動化されたビジネスを実現するために、Fanaticsは3つの事業領域を共通のデータプラットフォーム上に統合し、標準化されたプロセスに移行する必要がありました。
オラクル・パートナーであるPwCによる支援もと、FanaticsはOracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management (EPM)、Oracle Fusion Supply Chain Management (SCM)、そしてOracle Fusion Cloud Human Capital Management (HCM)を選択しました。同社は、これらのスイート製品を導入することで、データの正確性の向上、財務連結の効率化、さらにファン体験の向上が可能になると判断しました。また、サプライチェーンや製造から、計画策定・予算管理に至るまで、企業全体の業務を最適化できることも、Fanaticsがオラクルを選んだ理由のひとつでした。Fanaticsの経営陣は、今後の成長に備えてスケーラビリティや業務統合を実現する上で、オラクルが強力なテクノロジーパートナーであると確信しました。
Fanaticsは、Oracle Customer Success ServicesおよびPwCと連携しながら、Oracle Fusion Cloud ERP、EPM、SCM、HCMを各事業部門および地域に段階的に導入しています。導入は現在も進行中ですが、すでにデータの正確性やインサイトの向上といった効果が現れ始めており、決算処理もより効率的に行えるようになっています。
特にトランザクション量の多いスポーツくじおよびゲーミング事業において、Oracle Fusion Cloud ERPおよびEPMにより集計や計画策定のプロセスが大幅に効率化されました。また、Oracle Fusion Accounting Hubは、何億件もの記録を処理し、コンプライアンス対応、レポート作成、整合性確認などの要件に対応できる体制を支えています。
Fanaticsは、従業員の給与管理にOracle Fusion Cloud HCMを活用しており、Oracle Cloud Infrastructureの統合サービスを利用して、独自のトレーディング、スポーツくじ、ゲーミングプラットフォームのデータをOracle Fusion Accounting Hub Hub経由でOracle Cloudに連携させています。さらに、高度なレポート機能を提供するOracle Fusion Data Intelligenceの導入も進行中です。また、コマース部門とコレクターズ部門ではOracle Fusion Cloud SCMの導入が進められており、今後は人材、供給、需要計画を統合的に管理できる体制の構築が期待されています。
Fanaticsは、Oracle Fusion Cloudスイートを通じて異なる事業領域全体のデータ統合とインサイトの強化を進め、顧客理解を深めることで、ファンがより魅力を感じるサービスの提供を目指しています。「私たちは、ファンの皆さんに『Fanaticsに来れば、くじもできるし、帽子や記念アイテムも買える』と感じてもらえるような体験を提供したいのです」と、Cole氏。「大切なファンの皆さんに、最高の体験を届けることが私たちの目指すところです。」
Fanaticsは、PwCおよびOracle Customer Success Services(CSS)と連携して、Oracle Fusion Cloud ERP、EPM、SCM、HCMの導入を進めています。「PwCは導入プロジェクトの中核的な存在です。また、CSSは初日から私たちの取り組みに深く関わり、重要な役割を果たしてくれています」と、Cole氏。
Fanatics Holdingsは、スポーツ関連の製品やサービスを企画・製造・販売しており、スポーツファンがグッズの購入や収集、そしてスポーツくじを楽しめるデジタル・プラットフォームも運営しています。