Oracle Database@AWS

Amazon Web Services(AWS)のOracle Cloud Infrastructure(OCI)上で稼働するOracle AI Databaseサービスにより、クラウドの移行とイノベーションを加速します。Oracle AI DatabaseのAI Vector SearchやAmazon Bedrockなどの機能を使用して、アプリケーションを迅速に構築し、最新化できます。

Oracle Database@AWSの概要(2:20)

Oracle and AWS Team Up: Oracle Database@AWSが利用可能

オラクルのミッションクリティカルなワークロードをAWSで実行できるようになりました。オラクルおよびAWSのエキスパートによる新製品の紹介をご覧ください。

Oracle and AWS Team Upのウェビナーを見る

Oracle Database@AWSの利点

Oracle DatabaseワークロードのAWSへの移行

最小限の変更、全機能の可用性、アーキテクチャの互換性、オンプレミスと同じパフォーマンスで、AWS内のOracle Exadata Database Service on Dedicated InfrastructureまたはOracle Autonomous AI Database on Dedicated Exadata InfrastructureにOracle Exadataワークロードを簡単かつ迅速に移行できます。

オラクルとAWS全体でデータを統合し、イノベーションを実現

AWSアナリティクスとのゼロETL統合を使用して、AI Vector SearchなどのOracle AI Database機能と機械学習および生成AIのためにオラクルとAWS間でデータを統合し、アプリケーション・インテリジェンス、分析を強化し、新機能の市場投入までの時間を短縮します。

管理と運用を簡素化

協力的なサポート、購入、管理、運用により、オラクルとAWSの間で統一されたエクスペリエンスを得ることができます。Oracle AI Databaseサービスの使用は、既存のAWSコミットメントおよびOracle Support Rewardsなどのオラクル・ライセンス特典の対象となります。

Oracle Database@AWSの仕組み

AWS内のOCIで実行されるOracle Exadata Database Service on Dedicated InfrastructureとOracle Autonomous AI Database on Dedicated Exadata Infrastructureによって、イノベーションを加速し、データベース・アプリケーションを強化します。Amazon SageMakerやOracle AI Databaseなどの機能を組み合わせることで、より深く迅速なインサイトを生成します。最小限の変更、全機能の可用性、アーキテクチャの互換性、オンプレミスと同じパフォーマンスでOracle Databaseのワークロードを実行し、購入、運用、共同サポートにわたるシームレスなエンドツーエンドのエクスペリエンスがもたらすメリットを享受できます。

Oracle Database for Azureの動作に関する図と説明 この図は、AWSリージョン内のOCIで実行されるOracle Database@AWSの設定を示しています。AWSリージョン内では、Amazon EC2、Amazon SageMaker、Amazon S3、Amazon Bedrock、Amazon EKS、Amazon QなどのAWSサービスは、AWS管理インフラストラクチャ上で実行されます。AWSサービスの横で、Oracle Database@AWSはOracle管理インフラストラクチャ上で実行されます。

Oracle Database@AWSリージョン

各リージョンで利用可能なOCIサービスの一覧を見る

北米 中南米 ヨーロッパ 中東およびアフリカ アジア太平洋
ライブ・リージョン
米国東部(ニューヨーク州)バージニア州)
米国西部(オレゴン州)
近日提供開始
Canada (Central) 南アメリカ(サンパウロ) ヨーロッパ(フランクフルト) アジア太平洋(ハイデラバード)
米国西部(北カリフォルニア) ヨーロッパ(アイルランド) アジア太平洋(メルボルン)
米国東部(オハイオ) ヨーロッパ(ロンドン) アジア太平洋(ムンバイ)
ヨーロッパ(ミラノ) アジア太平洋(大阪)
ヨーロッパ(パリ) アジア太平洋(ソウル)
ヨーロッパ(スペイン) アジア太平洋(シンガポール)
ヨーロッパ(ストックホルム) アジア太平洋(シドニー)
ヨーロッパ(チューリッヒ) アジア太平洋(東京)

Oracle Database@AWSのユースケース

AWSとOCIのデータとAI機能によるイノベーション

ゼロETL統合を使用してOracleとAWSのデータを統合すると、Oracle AI Vector SearchなどのOracle AI Database機能とAmazon SageMakerおよびAmazon Bedrock基盤モデルを使用して、新しい生成AIアプリケーションを構築できます。

Oracle Database@AWSにOracle Exadataワークロードを統合すると、AWS CloudFormation、AWS CloudTrail、Amazon CloudWatch、Amazon EventBridge、Amazon S3、Amazon VPC Latticeなど、他の多くのAWSサービスと統合することができます。


AWSとOCIのデータとAI機能によるイノベーションの図と説明 この図は、AWSリージョンでOracle Database@AWSに接続するAWSサービスを示しています。AWSサービスには、Amazon EC2、Amazon SageMaker、Amazon S3、Amazon Bedrock、Amazon EKS、Amazon Qが含まれます。

Oracle DatabaseワークロードのAWSへの移行

最小限の変更で、迅速かつコスト効果の高い、リスクの少ないデータセンター終了戦略を導入できます。Oracle AI Database機能とAWSサービス間の低レイテンシ・ネットワーク接続により、ミッションクリティカルなワークロードを最新化し、新しいインテリジェント・アプリケーションを開発できます。


Oracle Database@AWSを使用したオンプレミスのOracle Exadataワークロードの移行と最新化の図と説明 この図は、ワークロードをオンプレミスのデータセンターからAWSデータセンターに移行する方法を示しています。左側では、オンプレミスのデータ・センターで、お客様はOracle OLTP、Oracleデータ・ウェアハウス、アプリケーション、分析を実行します。右側ではAWSリージョン/データセンターがあり、リフト・アンド・シフト・アプリケーション、最新化されたアプリケーション、およびOracle Database@AWSを実行できます。データベースは、Oracle Zero Downtime Migrationを使用して、オンプレミスからAWSに移行されます。
2025年7月8日

Oracle Database@AWSの一般提供の発表

オラクル、OCI Multicloud、プロダクト・マネージャー、Michael Barras氏
Oracle、プロダクト・マネージャー、Soum Dasgupta

オラクルとAWSは共同で、米国東部(バージニア州)および米国西部(オレゴン州)リージョンにおけるOracle Database@AWSの一般提供を発表し、マルチクラウド戦略に大きな節目をもたらしました。この新しい機能により、データベースのサービスをAmazon Web Services(AWS)内で直接動作させることが可能になります。

アナリストによるOracle Database@AWSの評価

  • 「この設定は、単にOracleのデータベースをサービスとしてAWSで動作させるものではないことを再確認しておくことが重要です。むしろ、これはAWSデータセンターに常駐して稼働するOracle Cloud Infrastructureであり、Autonomous Databaseとそれをサポートするサービス(ネットワーキングなど)も一緒に提供される、クラウド・リージョン内で実行されるクラウド・リージョンです。AzureやGCPと同様に、OracleのAWSとの連携は、他のどのベンダーとも完全に区別されます。他のクラウド・プロバイダーが、他のクラウド・プロバイダーのデータセンターにリージョンを導入することはありません。」

    - Matt Kimball氏
    Moor Insights & Strategy
  • 「オラクルとAWSのパートナーシップ(Oracle Database@AWS)は、マルチクラウドに対するオラクルの揺るぎないコミットメントを証明するものです。AWSは、AzureとGoogle Cloudの3番目の主要なパブリック・クラウド・プロバイダーであり、Oracle Cloud Infrastructureと提携して、Exadata上で稼働するOracleの高度なデータベース・サービスを提供します。」


    theCUBE Research、Marc Staimer氏
  • 「オラクルは、最適化されたインフラストラクチャを自社で構築することに慣れている企業であるにもかかわらず、クラウド・パートナーのデータセンター内にOracle Cloud Infrastructure(OCI)を組み込むという独自の方法で、マルチクラウドを積極的に採用しています。」


    dbInsight、Tony Bae氏